
今から話すことは、一笑に付されるような絵空事に
聞こえるかも知れない。だが、わずか数ヶ月前のその時…
それはまさに生き地獄というほかない状況だった。
ロストシティーから始まったゾンビの侵攻は、武装した一個小隊を
全滅させたほどの脅威だった。それでも我々捜索部隊は、多くの
辛酸と苦難の末、先遣隊の残した最後の糸口を探しだしたんだ
でも…そこで研究所地下まで追跡したことは、率直に愚かだった…。
その時、政府軍大尉の通信指揮がなければ…そう、混沌の迷宮で
大型検体に踏みにじられていたはずだ。
…ああ、そうだ。みんなこれが話しの終わりで、
レックス博士が事件の元凶だと知っているだろう。
だが、大型検体は1匹ではなかった…という事実は知っているか?
政府が徹底的に隠し通した真実。本当の話は今から始まるんだ…。
その時その追い詰められた道で、私が見た事実を話してやろう。
シージタイプのフォボスを倒した我々は直ちに他の大型検体2体を追い、
その気が滅入るような暗く恐ろしい道を進んだんだ・・・。
-ロストシティー事件の1年2ヶ月後、
身元不詳の退役軍人がマイナー報道者のインタビューに答えた内容の一部
※このゲームには、一部、暴力的・残酷な表現が含まれています。未成年の方のプレイにはご注意ください。